ゴールドフィンガー (字幕版)
セク・リンダー
2014-02-26



 Amazonプライムでは007シリーズがほぼ全部?視聴できます。

 007といえば、ジェームズ・ボンド、ボンドといえばやっぱり初代のショーン・コネリーですよね。

 ショーン・コネリーがボンドを演じた作品の中では、2作目の「ロシアより愛をこめて」が傑作とされることが多いようです。確かに傑作ですし、ボンドガールのダニエラ・ビアンキは歴代でもトップクラスの美女です。

 しかし、わたしは一作を選べといわれたら「ゴールドフィンガー」です。

 シナリオ展開はぶっ飛んでますし、ツッコミどころが多すぎな話ですが、絶妙な味わいのある作品なんです。日本が舞台の「007は2度死ぬ」もなかなか味わい深い作品ですが。

 例えばこの人

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 敵役ゴールドフィンガーの用心棒オッドジョブです。日本人のプロレスラーが起用されたそうですが、とにかく強いです。
 ジェームズボンドも全く歯が立ちません。異様な存在感で、画面に登場する割合からいっても、この映画の影の主役は彼であるといって良いでしょう。

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 ゴールドフィンガー。

 億万長者のくせに、イカサマトランプで小銭を稼ごうとしたり、ゴルフでミスしたボールを誤魔化したりとセコイところが微笑ましい人ですが、おちゃめな散り際も楽しませてくれます。

 そして、「ゴールドフィンガー」といえばあの金粉の美女ですよね。こちらはネタバレになるため、ぜひ本編をお楽しみください。

 この作品、ジェームズ・ボンドがことごとく敵側にやられて守勢に廻る展開です。が、起死回生の逆転技はスパイとしての能力というより、女たらしとしての力なんですよね。それもスパイの能力なのかもしれませんが。


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 そんなこんなで、シリアスな007ファンからはあまり評判の良くない「ゴールドフィンガー」ですが、実は傑作だよ、というお話でした。